手帳と暮らしてみて、気づいたこと

手帳をひらいたとき、「何を書こう…？」と戸惑うことってありますよね。
私も同じで、何度も続かなかったり、うまく向き合えなかったりしました。

それでも、気まぐれに書いたページや、ぽつんと残ったメモが、あとから思いがけず役に立つことがあって。
そんな小さな経験を重ねるうちに、手帳との距離がゆっくりと近づいていきました。
今は、うまく書けても書けなくても、手帳がそばにあるだけで少し安心します。

書くことは、人それぞれでいい

手帳って、予定や目標を書くもの…というイメージがありますが、実際は本当に自由ですよね。

その日の気持ちを書いたり、
ふと思いついたことをメモしたり、
体調やお金の流れを控えたり、
ちょっともやっとした気持ちを出してみたり。

「これを書くべき」よりも、
「書いたらちょっと落ち着く」 があれば、それで十分なんだと思っています。

もし何から書いていいか迷うときは、
日々の行動や、簡単な一言日記でもじゅうぶん。
私もそのあたりから始めて、ゆっくり広がりました。

続く日もあって、続かない日もあって

SNSで素敵な手帳を見ると「すごいなぁ」と憧れつつ、「自分は全然…」と思うこともありますよね。
でも、実際の手帳ってもっとゆるくてもいいんだと思います。

私は普段、ほとんどペン1本です。
気が向いたときに色を足したり、旅先でもらった紙をペタッと貼ったり。
そういう小さな変化が、あとで読み返したときに嬉しかったりします。

そして、毎日書けない期間があっても、気づけばまた開けるようになります。
白紙が続いても、それもその時の“気配”として残っていくんですよね。

手帳そのものが好きになれると、続きやすい

手帳が続くかどうかは、使い方よりも“好きだな”と思えるかどうかが大きい気がします。

好きなデザイン、表紙の手触りや紙の質感、
書く音や、開いたときの落ち着く感じ。
そういう細かいところが自分に合っていると、自然とページを開く回数も増えていきます。

最後に

手帳は、その時の気分や暮らし方で形がどんどん変わっていきますよね。
たくさん書ける日も、まったく書けない日もあっていいと思っています。
その揺れの中で、少しずつ“自分にちょうどいい使い方”が見えてきたら、それだけで嬉しい。

そして、手帳に触れる時間がちょっと心地よくなるような道具がそばにあると、ふと手が伸びたりします。
お気に入りのペンや、カバーや、ポーチなど。
そういう小さな好きが、手帳と暮らす日々をやさしく支えてくれる気がします。

あなたの手帳時間が、これからも心地よく続いていきますように。

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