土日にまとめて書く“ゆる手帳”のすすめ
毎日手帳を書くのって、意外とハードルが高いですよね。
仕事や家事、育児に追われて「気づいたら何日も白紙…」ということ、ありませんか?
そんなときは、「土日にまとめて書く」というスタイルを取り入れてみませんか?
少しゆるく、でも自分の時間を取り戻せる。
そんな“ゆる手帳”のすすめをお届けします。
毎日書かなくても大丈夫
「手帳は毎日書くもの」と思っていませんか?
でも、実際は毎日書かなくてもいいのです。
手帳は、あなたの暮らしを整えたり、気持ちを振り返ったりするための道具。
目的は「記録すること」ではなく、「自分を大切にすること」。
だから、週末にゆったり振り返るスタイルも、立派な手帳習慣です。
「まとめ書き」のいいところ
土日にゆっくり手帳を書くことで、次のようなメリットがあります:
- 気持ちが落ち着いた状態で振り返れる
→ 平日には見えなかった自分の感情に気づくことも。 - 1週間をまるごと振り返って俯瞰できる
→ 忙しい日々の中に、意外な「よかったこと」が見つかるかも。 - プレッシャーが減って、続けやすい
→ 「書かなきゃ」ではなく「書きたいな」で続けられる。
書き方のアイデア
「何を書けばいいかわからない…」というときは、こんな書き方から始めてみましょう。
1週間の行動ログ
「何をしたか」をざっくり思い出して書き出してみましょう。
曜日ごとに1行ずつでもOKです。
- 月:午前中に資料づくり。夕方散歩。
- 火:仕事が立て込んでクタクタ。
- 水:コンビニの抹茶プリンが美味しかった!
など、思い出せる範囲でOK。
書いているうちに、ぽろぽろと記憶がよみがえってきます。
一言日記(ミニふりかえり)
その週の気持ちや印象に残ったことを、ひとこと日記にして書いてみましょう。
- 「水曜に少し落ち込んだけど、金曜には気持ちが切り替わった」
- 「少しずつ朝のルーティンが安定してきた気がする」
“整ってなくてもOK” がポイントです。
おすすめの手帳スタイル
土日にまとめて書くスタイルに合うのは、こんな手帳やノートです:
- ウィークリーレフト型(左ページが1週間の予定、右がメモ)
→ 書くスペースが柔軟で、まとめ書きにぴったり。 - バレットジャーナル系のノート手帳
→ 自由に日付を入れて使えるから、空白が気にならない。 - シンプルなA5ノート
→ 書きたいときに、書きたい分だけ書ける気楽さが◎。
書くのが楽しみになる工夫
- お気に入りのカフェやリビングの心地よい場所で書く
- 好きなペン・マステ・シールでちょこっとデコる
- お茶を淹れて、手帳タイムを週末の“ごほうび”にする
手帳を書く時間そのものが「癒しの時間」になると、自然と続けたくなります。
書けない週があっても大丈夫
体調が悪かったり、気分が落ちていたり、書けない週もあります。
でも、そんなときは「書かない」選択もOK。
手帳は、あなたを責めるためのものではありません。
また書きたいと思えたときに、何事もなかったかのように再開すれば大丈夫。
それが“ゆる手帳”の良さです。
土日の手帳時間を、自分へのプレゼントに
土日にまとめて書くスタイルは、毎日は難しいけれど、
「自分の時間を持ちたい」「振り返る時間をつくりたい」人にぴったり。
忙しい日々のなかで、ほんの少しだけ立ち止まる。
そんな時間が、暮らしに余白と整いをもたらしてくれます。
ぜひ、気負わず、週末に「ゆるっと手帳」を始めてみてくださいね。